熱海市の
伊豆山地区で
今月3
日に
起きた
土石流では、
およそ130
棟が
被害を
受け、これまでに9
人の
死亡が
確認されました。
県と市は、このうち1人が田中路子さん(70)と確認されたと9日発表し、これで6人の身元がわかりました。田中さんは8日、死亡が確認された2人のうちの1人で、被害が大きかった、新幹線より山側の地域の家屋が密集した場所で発見されました。
今回の土石流で安否がわからない人の数は、現時点で21人となっています。
現場では9日も早朝から警察や消防、自衛隊などが1700人態勢で捜索にあたっていますが、小規模な土砂の崩落が確認され、一時中断しました。
大量の土砂に阻まれ、2次災害に警戒しながらの捜索が続いていて、活動は難航しています。