旅行などで
外出が
増えるこの
時期、
スマートフォンや
ゲームなどに
使うモバイルバッテリーを
持ち歩く
人も
多いとみられますが、
消費者庁は、モバイルバッテリーが
突然、
発火するなどの
事故に
注意するよう
呼びかけています。
消費者庁によりますと、
携帯型の
充電池、モバイルバッテリーが
突然、
発火したり
異常に
発熱したりする
などの
事故は、
先月までの
5年間に157
件で、
年々増えていて、
このうち、やけどなどの
けが人が
出た
ケースも18
件報告されています。
中には、新幹線の車内でカバンに入れていたモバイルバッテリーが突然破裂し、両足にやけどを負った人もいたということです。
消費者庁は、この時期、帰省や旅行などで外出する人が増え、モバイルバッテリーを持ち歩く機会も増えるとみられることから、モバイルバッテリーを使う際には、膨らんだり発熱したりするなどの異常がないかよく点検し、リコールの対象となっている製品を使っていないか確認するよう呼びかけています。
消費者庁消費者安全課の鮎澤良史課長は、「モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は『衝撃』『圧力』『熱』などが発火の原因となる。強い衝撃を与えないよう丁寧に扱い、炎天下の車の中に置き忘れたりしないよう注意してほしい」と話しています。