台風8号は、
九州の
北の
海上を
北西へ
進んでいます。
九州北部や
四国などでは
このあと
数時間は
非常に
激しい雨が
降るおそれがあり、
土砂災害や
強風、
高波などに
十分な
注意が
必要です。
気象庁によりますと、
台風8号は、
午後3時には
長崎県の
壱岐市付近を
1時間に25
キロの
速さで
北西へ
進んでいるとみられます。
中心の
気圧は996ヘクトパスカル、
最大風速は23
メートル、
最大瞬間風速は35メートルとなっています。
九州北部や中国地方、それに四国を中心に風が強い状態が続き、一部に発達した雨雲がかかっています。
午後3時までの1時間には、国土交通省が山口県防府市に設置した雨量計で108ミリの猛烈な雨を観測しました。
また、東日本や北日本でも大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
これまでの雨で、大分県と徳島県、富山県、それに福島県では、土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
台風の影響で、このあと数時間は九州北部や四国を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、6日夜にかけて九州北部の海上を中心に非常に強い風が吹き、九州や四国を中心に波の高い状態が続く見込みです。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水のほか、強風や高波などに十分注意するよう呼びかけています。