鉛色の空の下、たくさんのがれきを巻き上げていく竜巻でした。ルクセンブルク南西部のペタンジュで9日、発生しました。ネット上に投稿された映像では、飛ばされた屋根や柱とみられる多くのがれきが通りに散乱している様子がわかります。
地元メディアによりますと、この竜巻でおよそ100棟の家の屋根が飛ばされたということで、7人がけがをして病院に運ばれ、うち1人が重傷だと伝えています。
一方、オランダの首都アムステルダムの中心部でも9日、竜巻が発生しました。けが人は報告されていませんが、気象研究所は、降り続いた雷雨が今回の竜巻発生の原因とみています。