日本新聞: 宇宙飛行士野口聡一さんケネディ宇宙センターに到着

宇宙うちゅう飛行ひこう士し野口のぐち聡さとし一いちさんケネディ宇宙うちゅうセンターに到着とうちゃく

Nov 9, 2020 06:11

Furigana

アメリカの民間みんかん企業きぎょうが開発かいはつした宇宙うちゅう船せんで国際こくさい宇宙うちゅうステーションに向むかう予定よていの日本人にっぽんじん宇宙うちゅう飛行ひこう士し、野口のぐち聡さとし一いちさんが8日にち、宇宙うちゅう船せんが打ち上うちあげられるフロリダ州しゅうのケネディ宇宙うちゅうセンターに到着とうちゃくしました。宇宙うちゅう飛行ひこう士しの野口のぐち聡さとし一いちさんはアメリカ人じん宇宙うちゅう飛行ひこう士し3人にんとともに、アメリカの宇宙うちゅう開発かいはつ企業きぎょう「スペースX」が開発かいはつした宇宙うちゅう船せん、「クルードラゴン」の本格ほんかく運用うんよう第だい1号機ごうきの乗組のりくみ員いんに選えらばれ、今月こんげつ15日にちに国際こくさい宇宙うちゅうステーションに向むかう予定よていです。

野口のぐちさんは8日にち、訓練くんれんの拠点きょてんとなっているテキサス州しゅうのジョンソン宇宙うちゅうセンターからフロリダ州しゅうのケネディ宇宙うちゅうセンターに移うつりました。

到着とうちゃく後ごに行おこなわれた会見かいけんで野口のぐちさんは、「大変たいへんな時期じきですが、日本にっぽんで応援おうえんしてくれている大切たいせつな皆みなさんのためにもこのミッションをお届とどけしたいと思おもっています」と述のべました。

野口のぐちさんはこれまで、アメリカのスペースシャトル、ロシアのソユーズ宇宙うちゅう船せんで飛行ひこうしたことがあり、今回こんかいで3種類しゅるい目めの宇宙うちゅう船せんによる飛行ひこうとなります。

野口のぐちさんは国際こくさい宇宙うちゅうステーションに半年はんとし程度ていど滞在たいざいする予定よていで、ヒトのiPS細胞さいぼうを応用おうようして立体りったい的てきな臓器ぞうきを作つくるための基盤きばんとなる実験じっけんや、情報じょうほう通信つうしん会社かいしゃと協力きょうりょくして「きぼう」に設置せっちしたスタジオを使つかって地上ちじょう向むけに番組ばんぐみを配信はいしんすることが計画けいかくされています。