일본어 뉴스: 「1回の勝ち負け数千円～2万円」黒川検事長と賭けマージャン

「1回かいの勝ち負かちまけ数すう千せん円えん～2万まん円えん」黒川くろかわ検事けんじ長ちょうと賭かけマージャン

May 21, 2020 21:05

Furigana

東京とうきょう高等こうとう検察庁けんさつちょうの黒川くろかわ検事けんじ長ちょうが賭かけマージャンをしていた問題もんだいで社員しゃいんが参加さんかしていた朝日あさひ新聞しんぶん社しゃは21日にち夜よる調査ちょうさ結果けっかを公表こうひょうし、「社員しゃいんと黒川くろかわ検事けんじ長ちょうらがこの3年間ねんかんに月つきに2、3回かい程度ていどマージャンをし1回かいの勝ち負かちまけは1人にん当あたり数すう千せん円えんから2万まん円えんくらいだった」としています。この問題もんだいで、黒川くろかわ検事けんじ長ちょうが賭かけマージャンをしていたのは産経さんけい新聞しんぶんの記者きしゃ2人にんと朝日あさひ新聞しんぶんの記者きしゃだった社員しゃいんの合あわせて3人にんだったことがわかっています。

朝日あさひ新聞しんぶん社しゃは21日にち夜よる社員しゃいんから聞き取ききとった調査ちょうさ結果けっかを公表こうひょうしました。

それによりますと、社員しゃいんは緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出でたあと、合あわせて4回かい賭かけマージャンをしていたと認みとめました。

今月こんげつ13日にちは産経さんけい新聞しんぶんの記者きしゃと朝日あさひ新聞しんぶんの社員しゃいんが数すう千せん円えん勝かち、産経さんけい新聞しんぶんの別べつの記者きしゃと黒川くろかわ検事けんじ長ちょうが負まけ、1日にちは朝日あさひ新聞しんぶんの社員しゃいんが負まけたということです。

そのうえで「4人にんはこの3年間ねんかんに月つきに2、3回かい程度ていどの頻度ひんどでマージャンをし1回かいの勝ち負かちまけは1人にん当あたり数すう千せん円えんから2万まん円えんくらいだった」としています。

また社員しゃいんについては3年ねん前まえから編集へんしゅう部門ぶもんを離はなれ、黒川くろかわ検事けんじ長ちょうの定年ていねん延長えんちょうや検察庁けんさつちょう法ほうの改正かいせい案あんなど一連いちれんの問題もんだいの取材しゅざい・報道ほうどうに関かかわっていないとしています。

広報こうほう担当たんとうの執行しっこう役員やくいんは「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん中ちゅうだったこととあわせて極きわめて不適切ふてきせつであり、おわびします。個人こじん的てきな行動こうどうではありますがさらに調査ちょうさを尽つくし適切てきせつに対応たいおうします」とコメントしています。

一方いっぽう、産経さんけい新聞しんぶん社しゃも21日にち夜よる改あらためてコメントを発表はっぴょうしました。

「東京とうきょう本社ほんしゃに勤務きんむする社会しゃかい部ぶ記者きしゃ2人にんが取材しゅざい対象たいしょう者しゃを交まじえ数すう年ねん前まえから複数ふくすう回かいにわたって賭かけマージャンをしていたことがわかりました。賭かけマージャンは許ゆるされることではなく、また、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされている中なかでの極きわめて不適切ふてきせつな行為こういでもあり、深ふかくおわびいたします。厳正げんせいに対処たいしょします」としています。