主催した「ロシア
文化フェスティバル
日本組織委員会」によりますと、
このバレエ
団は
主にロシア
人のダンサーで
構成され、
新型コロナの
影響で、
おととし予定されていた
公演が
延期になったため、この
タイミングでの
来日となったということです。
1800席ある会場はほぼ満席となり、訪れた70歳の女性は「こういう状況で踊っているダンサーがいちばんつらいのではないか。ようこそと言える状況がいちばんいいので本当に早く戦争が終わってほしい」と話していました。
また、18歳の男子学生は「批判があることは察していたが、今、ロシアがやっていることと文化は違うものだと割り切って考えた」と話していました。
「ロシア
文化フェスティバル
日本組織委員会」の
長塚英雄事務局長は「
政治と
芸術は
分けて
考えるべきだ。
厳しい情勢のときだからこそ、
文化芸術の
交流が
大事ではないかと
思う。ロシアの
文化と
芸術は
大変優れているので
多くの
国民に
触れてほしい」と
話していました。
“政治利用されている” 公演中止求める動きも
一方、
この公演をめぐっては、ウクライナへの
軍事侵攻が
続いていることから、
オンライン上で
中止を
求める
署名の
動きもありました。
署名は、川崎市に住むウクライナ人、ボグダン・スルシンスキさんが呼びかけ「文化を人間から切り離して考えることはできない。ウクライナの文化はロシアの侵攻で危機にひんしている。ロシアの芸術家が自由に演奏する機会がある間にウクライナの芸術家は爆弾シェルターに隠れている」として、公演の中止を求めています。
ボグダンさんは「戦争が続いているかぎり、ロシアの文化は政治利用されている。今からでもイベントをキャンセルしてほしい」と話していました。
ガソリン税暫定税率廃止法案 専門家 “丁寧な議論と説明必要”
先週、召集された臨時国会に野党側は、ガソリン税の暫定税率を廃止するための法案を提出しました。専門家は、暫定税率が廃止されれば家計にとって年間7000円程度の負担軽減が見込まれるとする一方、金融市場では財政への懸念がくすぶっているとして、丁寧な議論と説明が必要だとしています。
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Source: NHK
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Aug 4, 2025 07:08