海外を
拠点にする
関係者が、
多額の
現金を
国内に
不正に
持ち込んだ
疑いが
ある外国為替法違反事件の
関係先として、
東京地検特捜部が
自民党の
秋元司衆議院議員の
元政策秘書ら
2人の
自宅などを
捜索したことが
分かりました。
特捜部は
元秘書の
関わり
など実態の
解明を
進めるものとみられます。
関係先として
捜索を
受けたのは、
東京・
中央区に
ある秋元議員の
元政策秘書の
男性の
自宅や
東京・
豊島区にある
別の
元秘書の
自宅などです。
関係者によりますと、東京地検特捜部は海外を拠点にする関係者が多額の現金を税関に届け出ず、国内に不正に持ち込んだ疑いがある外国為替法違反事件の関係先として、7日、元政策秘書ら2人の自宅などを捜索したということです。
元政策秘書は秋元議員が以前、顧問を務めていた東京・千代田区にある芸能関連の会社の代表取締役も務めていました。
特捜部は、捜索で押収した資料を分析するとともに海外の関係者からも事情を聴いて、元秘書の関わりなど実態の解明を進めるものとみられます。
秋元議員は、9日夕方、報道陣の取材に応じ「元政策秘書とはことしの夏を最後に連絡を取っておらず、捜索については把握できていない。私自身が不正にかかわったことは一切ない」と話しています。