Actualités japonaises: ノーベル化学賞吉野彰さん帰国「ほっとしています」

ノーベル化学かがく賞しょう吉野よしの彰あきらさん帰国きこく「ほっとしています」

Dec 15, 2019 13:12

Furigana

ノーベル化学かがく賞しょうを受賞じゅしょうした吉野よしの彰あきらさんが授賞じゅしょう式しきが行おこなわれたスウェーデンから15日にち午前ごぜん、帰国きこくし、成田なりた空港くうこうで行おこなわれた記者きしゃ会見かいけんで「無事ぶじに終おえられてほっとしています」と話はなしました。スウェーデンのストックホルムで今月こんげつ10日にちに行おこなわれたノーベル賞しょうの授賞じゅしょう式しきに出席しゅっせきした吉野よしのさんは15日にち午前ごぜん10時じごろに成田なりた空港くうこうに到着とうちゃくしました。到着とうちゃくロビーでは空港くうこう会社かいしゃの職員しょくいんから吉野よしのさんに花束はなたばが手渡てわたされ、出迎でむかえに集あつまった人ひとたちから拍手はくしゅが送おくられました。

このあと妻つまの久美子くみこさんと一緒いっしょに記者きしゃ会見かいけんを行おこなった吉野よしのさんは「あっという間あっというまでした。記念きねん講演こうえんなどを無事ぶじに終おえられてほっとしています」と振り返ふりかえりました。そしてノーベル賞しょうのメダルを披露ひろうし、「メダルの重おもみを感かんじています」と真剣しんけんな面持おももちで答こたえました。

またスウェーデン滞在たいざい中ちゅう、最もっとも印象いんしょうに残のこったこととして吉野よしのさんは「現地げんちの学校がっこうを訪おとずれたが、環境かんきょう問題もんだいに誰だれも答こたえを示しめそうとしないことに子こどもたちが恐怖きょうふ心しんを抱だいているように感かんじた。自分じぶんも含ふくめて大人おとなが道筋みちすじを示しめしていく必要ひつようがある」と述のべました。