アフガニスタンで
銃撃され
亡くなった
医師の
中村哲さんが
通っていた
福岡市の
教会で24
日夜、クリスマスイブの
礼拝が
行われ、ゆかりの
ある人などが
中村さんの
死を
悼むとともに、
平和を
願って
祈りをささげました。アフガニスタンで
長年、
人道支援と
復興に
携わってきた
福岡市出身の
医師、
中村哲さん(73)は
今月4日、
東部ナンガルハル
州ジャララバードを
車で
移動中に、
何者かに
銃撃されて
亡くなりました。
中村さんが中学生のころから通っていた福岡市東区の「香住ヶ丘バプテスト教会」では24日夜、クリスマスイブの礼拝が行われました。
礼拝では、堀内明牧師が「中村さんは現地の人の視線に立ち、目の前で困っている人を助けようと活動を続けてきました」と功績をたたえました。
そして、礼拝に参加した人全員で中村さんの死を悼むとともに、平和を願って祈りをささげました。
この教会でかつて牧師を務め、中村さんと60年来の親交があった藤井健児さんは「てっちゃんがああいう形で最期を迎えたことは今も悔しい思いがある。改めててっちゃんのことを思いながら、祈りをささげました」と話していました。