令和最初の
元日をむかえ、
全国各地で
年賀状の
配達が
始まりました。
元日に
全国で
配達される
枚数は、
去年の
元日より10%
余り少なく、11
年連続で
減少しています。
国内の
郵便事業発祥の
地、
東京 中央区の
日本橋郵便局では、
午前8時から
配達の
出発式が
行われました。
式では日本郵便の三島由美日本橋郵便局長が、かんぽ生命の保険の不適切な販売問題に触れ「創業以来、大切に正確に郵便物を届けた積み重ねがこんにちの信頼の土台だ。改めて原点に立ち返り、お客様本位の業務をしっかりとつとめていくことが信頼回復の第一歩だ」とあいさつしました。
このあと、明治時代の制服を再現した衣装などに身を包んだ配達員が出発し、近くの商店などに年賀状を届けていました。
年賀状の枚数はSNSなどの普及で減少傾向が続いています。
日本郵便によりますと元日に全国で配達される年賀状は、およそ12億8700万枚で、去年の元日より10%余り減り、平成21年度から11年連続で減少しているということです。