일본어 뉴스: 令和初の新年一般参賀「わが国と世界の人々の幸せを祈ります」

令りょう和わ初はつの新年しんねん一般いっぱん参賀さんが「わが国わがくにと世界せかいの人々ひとびとの幸しあわせを祈いのります」

Jan 2, 2020 11:01

Furigana

正月しょうがつ二に日にち、令りょう和わになって初はじめての新年しんねん一般いっぱん参賀さんがが皇居こうきょで行おこなわれ、天皇てんのう陛下へいかは、去年きょねんの災害さいがいで被災ひさいした人ひとたちの身みを案あんじたうえで、「わが国わがくにと世界せかいの人々ひとびとの幸しあわせを祈いのります」とあいさつされました。２に日にちの東京とうきょうは、穏おだやかな天気てんきとなり、皇居こうきょの正門せいもんには開門かいもん前まえから大勢たいせいの人ひとたちが集あつまりました。このため、予定よていより20分ふん早はやく午前ごぜん９きゅう時じ10分ふんに門もんが開あけられ、待まっていた人ひとたちは二に重じゅう橋きょうを通とおって宮殿きゅうでんの前まえに向むかいました。

天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかは、上皇じょうこうご夫妻ふさいや、皇位こうい継承けいしょう順位じゅんい１いち位いの「皇嗣こうし」の秋篠宮あきしののみやさまなど皇族こうぞく方かたとともに、午前ごぜん中ちゅう３さん回かい、宮殿きゅうでんのベランダに立たち、訪おとずれた人ひとたちに笑顔えがおで手てを振ふってこたえられました。

天皇てんのう陛下へいかは、「新あたらしい年としを迎むかえ、皆みなさんと共とともに祝いわうことをうれしく思おもいます。その一方いっぽうで、昨年さくねんの台風たいふうや大雨おおあめなどにより、いまだ御ご苦労くろうの多おおい生活せいかつをされている多おおくの方々かたがたの身みを案あんじています。本年ほんねんが災害さいがいのない、安やすらかでよい年としとなるよう願ねがっております。年としのはじめにあたり、わが国わがくにと世界せかいの人々ひとびとの幸しあわせを祈いのります」とあいさつされました。

両りょう陛下へいかと上皇じょうこうご夫妻ふさいが、公おおやけの場ばで同時どうじに姿すがたを見みせるのは、皇位こうい継承けいしょう後ご、初はじめてとなり、参賀さんがにこたえながら、にこやかにことばを交かわされる場面ばめんもありました。

宮内庁くないちょうによりますと、午前ごぜん11時半じはんまでに、５ご万まん5000人にん余あまりが参賀さんがに訪おとずれたということです。

両りょう陛下へいかは、午後ごごも、秋篠宮あきしののみやご夫妻ふさいや長女ちょうじょの眞子まこさま、次女じじょの佳子けいこさまとともに、ベランダに立たたれる予定よていです。

訪おとずれた人ひとは

茨城いばらき県けんから訪おとずれた小学しょうがく５ご年生ねんせいの女の子おんなのこは、「天皇てんのう陛下へいかはおことばの中なかで多おおくの人ひとの身みを案あんじてくれました。私わたしも家族かぞくのためにたくさん努力どりょくしたいと思おもいました」と話はなしていました。

東京とうきょうの89歳さいの女性じょせいは、「両りょう陛下へいかを見みて令りょう和わの時代じだいはこのお二に方ぽうなんだと実感じっかんし、感動かんどうしました。私わたしも元気げんきに100歳さい以上いじょうを目指めざして頑張がんばります」と話はなしていました。

岡山おかやま県けん倉敷くらしき市しから訪おとずれた61歳さいの男性だんせいは、「日本にっぽんの平和へいわを祈いのってくれる皇室こうしつの姿すがたに感銘かんめいを受うけました。倉敷くらしき市し真備まび町まちは西日本にしにほん豪雨ごううで大おおきな被害ひがいを受うけました。天皇てんのう陛下へいかは被災ひさいされた方々かたがたにも力強ちからづよいおことばをくれたと思おもいます」と話はなしていました。

千葉ちば市しの72歳さいの女性じょせいは、「令りょう和わになって初はじめての新年しんねん一般いっぱん参賀さんがで、私わたしたちも心こころ新あらたにできればと思おもい来きました。天皇てんのう陛下へいかも上皇じょうこうご夫妻ふさいもお元気げんきでよかったです。去年きょねん千葉ちば県けんは台風たいふうなどいろいろな災害さいがいがあったので、ことしはそういうことのないいい年としになるようにと思おもいました」と話はなしていました。