去年7月の
参議院選挙で
当選した
参議院議員の
資産が
6日公開され、
土地や
建物、
定期の
預貯金などを
合わせた
議員1人当たりの
資産は
平均で1835
万円となっています。
前回・
3年前から1155
万円、
率にして39%
減少し、
今の
形で
集計するようになった2004
年の
参議院選挙以降で
最も少なくなりました。
今回の
資産公開は「
国会議員の
資産公開法」に
基づくもので、
去年7月の
参議院選挙で
当選した124
人が、
任期が
始まった
去年7月29
日の
時点で
所有していた
資産が
本人の
届け出によって
公開されました。
このうち土地と建物は固定資産税の課税標準額で、有価証券は公社債が額面で、金銭信託が元本で示されています。また株式は銘柄と株数が記載されています。
NHKは土地、建物、定期性の預貯金、株式を除く有価証券の4つの項目を集計しました。それによりますと、議員1人当たりの資産は平均で1835万円で、前回・3年前から1155万円、率にして39%減少し、額面株式が廃止され、今の形で集計するようになった2004年の参議院選挙以降で最も少なくなりました。
資産の内訳は土地や建物の不動産が1238万円、定期性の預貯金が336万円、株式を除く有価証券が262万円でした。
資産が最も多かったのは自民党の古川俊治氏で2億9601万円、次いで自民党の林芳正氏が1億1700万円、自民党の山東昭子氏が8815万円で、資産が1億円を超えているのは2人でした。
一方、金額で表示する資産が「ゼロ」と報告した議員は25人でした。
また議員1人当たりの資産を政党別に見ますと、
▽自民党が2757万円、
▽立憲民主党が834万円、
▽国民民主党が1127万円、
▽公明党が851万円、
▽日本維新の会が2275万円、
▽共産党が688万円、
▽社民党が843万円で、
▽れいわ新選組とNHKから国民を守る党はゼロでした。