22
日朝、
大阪発大分行きの
日本航空の
旅客機が、
別の
機体についての
書類をもとに
安全点検を
行い、
そのまま運航していたことが
分かりました。
日本航空は
安全点検に
問題があったとして「
多大なご
迷惑をおかけし、
深くおわび
申し上げます。
再発防止に
努めてまいります」と
陳謝しました。
日本航空によりますと、22
日午前8時すぎ、
乗客乗員48
人を
乗せて
大阪空港から
大分空港に
向かった
旅客機が、
この機体のものとは
別の
機体の「
航空日誌」を
載せて
運航していました。
機体ごとの安全点検の結果などが記された「航空日誌」は、出発前の点検の資料となりますが、この飛行機は別の機体の日誌をもとに安全点検を行っていたということです。
また、航空法では、運航の際には機体ごとの航空日誌を必ず載せるよう義務づけられていますが、正しい日誌がないため、この機体は折り返しの便が運航できず、搭乗予定だったおよそ50人に影響が出たということです。
日本航空によりますと、2つの航空日誌は同じ種類の機体のもので、日誌には機体ごとの番号が記されていますが、この確認を怠ったためにミスが起きたということです。
日本航空は、安全対策に問題があったとして「多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今回の事例を共有し、再発防止に努めてまいります」と陳謝しました。