日本新聞: 新型肺炎を「指定感染症」に閣議決定

新型しんがた肺炎はいえんを「指定してい感染かんせん症しょう」に閣議かくぎ決定けってい

Jan 28, 2020 08:01

Furigana

新型しんがたのコロナウイルスによる肺炎はいえんについて、政府せいふは国内こくないで感染かんせんが確認かくにんされた場合ばあい、法律ほうりつに基もとづいて強制きょうせい的てきな入院にゅういんなどの措置そちをとることができる「指定してい感染かんせん症しょう」にすることを閣議かくぎ決定けっていしました。中国ちゅうごくでの新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけて、政府せいふは28日にちの閣議かくぎで、今回こんかいのウイルスによる肺炎はいえんについて、国内こくないでの感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐため、感染かんせん症しょう法ほうの「指定してい感染かんせん症しょう」と、検疫けんえき法ほうの「検疫けんえき感染かんせん症しょう」に指定していするための政令せいれいを決定けっていしました。

「指定してい感染かんせん症しょう」は、国内こくないで感染かんせんが確認かくにんされた場合ばあい、法律ほうりつに基もとづいて強制きょうせい的てきな措置そちをとることができます。

具体ぐたい的てきには、都道とどう府県ふけん知事ちじが患者かんじゃに対にたいして、感染かんせん症しょうの対策たいさくが整ととのった医療いりょう機関きかんへの入院にゅういんを勧告かんこくし、従したがわない場合ばあいは強制きょうせい的てきに入院にゅういんさせられるほか、患者かんじゃが一定いってい期間きかん、仕事しごとを休やすむよう指示しじできるようになります。