Báo tiếng Nhật: 「骨髄バンク」に問い合わせ相次ぐ池江選手の白血病公表で

「骨髄こつづいバンク」に問い合といあわせ相次あいつぐ池いけ江こう選手せんしゅの白血病はっけつびょう公表こうひょうで

Feb 13, 2019 18:02

Furigana

競泳きょうえいの池いけ江こう璃花子はなこ選手せんしゅが白血病はっけつびょうと診断しんだんされたことを公表こうひょうしてから「日本にっぽん骨髄こつづいバンク」には、問い合といあわせが相次あいついでいます。

白血病はっけつびょうに有効ゆうこうな治療ちりょう法ほうの１ひとつ「骨髄こつづい移植いしょく」は、抗こうがん剤ざいによる治療ちりょうが難むずかしくなった場合ばあいなどに用もちいられ、白血球はっけっきゅうの型かたが合あう人ひとを結び付むすびつけるために設もうけられたのが「骨髄こつづいバンク」です。

池いけ江こう選手せんしゅについて、詳くわしい診断しんだん結果けっかはまだ出でていない段階だんかいですが、都内とないにある「日本にっぽん骨髄こつづいバンク」の事務所じむしょには、12日にちからドナー登録とうろくの方法ほうほうなどを問い合といあわせる電話でんわがひっきりになしにかかって来きています。

問い合といあわせの中なかでは「何なにか自分じぶんも協力きょうりょくできないか」とか、「元気げんきになってまた活躍かつやくしてほしい」という声こえも多おおいということです。

また、ホームページでの資料しりょう請求せいきゅうもふだん５ご件けんほどのところ、12日にちはおよそ270件けんにのぼったということで、担当たんとう者しゃが発送はっそう作業さぎょうに追おわれていました。

「日本にっぽん骨髄こつづいバンク」によりますと先月せんげつ末まつ時点じてんで、およそ49万まん4000人にんがドナー登録とうろくしていますが、白血球はっけっきゅうの型かたが合あう確率かくりつは兄弟きょうだい姉妹しまいで４よん分ぶんの１いち、血縁けつえん者しゃではない場合ばあいは数すう百ひゃくから数すう万まん分ぶんの１いちと極きわめて低ひくく、移植いしょくできるケースを増ふやすには１いち人にんでも多おおくのドナー登録とうろくが必要ひつようだということです。

登録とうろくできるのは18歳さいから54歳さいまでで、55歳さいになると登録とうろくから外はずれますが、10代だいと20代だいの登録とうろく者しゃは全体ぜんたいのおよそ16％と少すくなく、若わかい世代せだいの登録とうろく者しゃをいかに増ふやすかが課題かだいだということです。

「日本にっぽん骨髄こつづいバンク」の大久保おおくぼ英彦ひでひこ広報こうほう渉外しょうがい部長ぶちょうは「白血病はっけつびょうというのはいつ誰だれが発病はつびょうするかわかりません。移植いしょくを待まっている患者かんじゃさんは国内こくないにおよそ1500人にんいます。型かたが適合てきごうするドナーが現あらわれるということは、生いきる望のぞみがつながることになります。ぜひ１いち人にんでも多おおくの人ひとに登録とうろくしてほしい」と話はなしていました。