アメリカでは18日にかけて銃撃事件が各地で相次ぎ、多数の死傷者が出ています。
アメリカの複数のメディアによりますと、18日、イリノイ州のショッピングモールの駐車場で、奴隷解放記念日を祝うために集まっていた群衆に向かって何者かが銃を乱射し、1人が死亡、22人がけがをしたということです。
また、中西部ミズーリ州では18日、パーティーが開かれていた建物で銃撃事件があり、少なくとも17歳の男性1人が死亡し、9人がけがをしたということで、17歳の容疑者を拘束しています。
さらに、17日には西部ワシントン州で開かれていた音楽イベントの会場近くでも銃撃事件があり、2人が死亡、2人がけがをし、容疑者は拘束されたとしています。
銃撃事件について統計をまとめているNPO「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によりますと、アメリカ国内でことし1月以降、4人以上が巻き込まれた銃撃事件は、18日時点で311件に上っています。