일본어 뉴스: 首里城復元へ首相「必要な財源確保し全力を挙げる」

首くび里さと城じょう復元ふくげんへ首相しゅしょう「必要ひつような財源ざいげん確保かくほし全力ぜんりょくを挙あげる」

Nov 6, 2019 12:11 1

Furigana

大だい規模きぼな火災かさいで那覇なは市しにある首くび里さと城じょうの主要しゅような建造けんぞう物ぶつが全焼ぜんしょうしたことを受うけて、政府せいふの関係かんけい閣僚かくりょう会議かいぎが総理そうり大臣だいじん官邸かんていで開ひらかれ、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、必要ひつような財源ざいげんを確保かくほし政府せいふ一丸いちがんとなって復元ふくげんに全力ぜんりょくを挙あげるとともに、観光かんこう振興しんこうなどにも取り組とりくむよう指示しじしました。会議かいぎでは各かく閣僚かくりょうから報告ほうこくが行おこなわれ、高市たかいち総務そうむ大臣だいじんが、これまでに判明はんめいしている火災かさいの被害ひがい状況じょうきょうを報告ほうこくしたほか、赤羽あかば国土こくど交通こうつう大臣だいじんが、前回ぜんかい、首くび里さと城じょうが復元ふくげんされた際さいの概要がいようなどを説明せつめいしました。

そして、会議かいぎの最後さいごに安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「首くび里さと城じょうは沖縄おきなわの誇ほこりとも言いえる極きわめて重要じゅうような建造けんぞう物ぶつだ。一いち日にちも早はやく復元ふくげんできるよう、沖縄おきなわ県けんや地元じもとの意見いけんもうかがいながら必要ひつような財源ざいげんを含ふくめ、政府せいふとして責任せきにんを持もって全力ぜんりょくで取り組とりくんでいく」と述のべました。

そのうえで、「政府せいふ一丸いちがんとなって復元ふくげんに取り組とりくむとともに、観光かんこう振興しんこうなど地元じもとのニーズに対応たいおうした施策しさくを推進すいしんしてほしい」と述のべ、復元ふくげんに全力ぜんりょくを挙あげるとともに、観光かんこう振興しんこうなどにも取り組とりくむよう指示しじしました。

政府せいふは今後こんご、関係かんけい府ふ省庁しょうちょうの局長きょくちょう級きゅうなどによる会議かいぎを設置せっちし、首くび里さと城じょうの復元ふくげんに向むけた具体ぐたい策さくを検討けんとうしていくことにしています。

官房かんぼう長官ちょうかん「早急そうきゅうに具体ぐたい的てきな対応たいおう検討けんとう」

菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは午前ごぜんの記者きしゃ会見かいけんで、復元ふくげんに向むけた予算よさんの確保かくほについて、「関係かんけい閣僚かくりょう会議かいぎでも、防火ぼうか対策たいさくに加くわえ、木材もくざいの調達ちょうたつや職人しょくにんの確保かくほなどが課題かだいだと指摘してきされた。具体ぐたい的てきな対応たいおうは関係かんけい省庁しょうちょうが一体いったいとなって、早急そうきゅうに詰つめていきたい。政府せいふとしては、しっかりと財源ざいげんの手当てあては行おこなっていきたい」と述のべました。

また、菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは、文化財ぶんかざいの防火ぼうか対策たいさくについて、「フランス・パリのノートルダム大だい聖堂せいどうの火災かさいを踏ふまえ、文化庁ぶんかちょうが、国宝こくほうや重要じゅうよう文化財ぶんかざいの防火ぼうか設備せつびなどの設置せっち状況じょうきょうについて緊急きんきゅう点検てんけんを行おこなったばかりだが、今回こんかいの火災かさいを受うけて、改あらためて各かく都道とどう府県ふけんに再さい点検てんけんを行おこなうよう通知つうちを出だした。貴重きちょうな文化財ぶんかざいを守まもるために、防火ぼうか設備せつびの適切てきせつな設置せっちや管理かんりなどを早急そうきゅうに進すすめていきたい」と述のべました。

また、沖縄おきなわの観光かんこう振興しんこう対策たいさくについて、「来年らいねん３月さんがつに那覇空港なはくうこう第だい２に滑走かっそう路ろの運用うんようが開始かいしされると、単純たんじゅん計算けいさんで外国がいこく人じん旅行りょこう客きゃくを年間ねんかん300万まん人にん受け入うけいれられる環境かんきょうをつくることができる。港湾こうわんや国立こくりつ公園こうえんの整備せいびなど沖縄おきなわの観光かんこう振興しんこうに向むけて、政府せいふとしてあらゆる手てだてを取とっていきたい」と述のべました。