韓国のムン・ジェイン(
文在寅)
大統領の
側近で、
家族ぐるみの
不正な
投資などの
疑惑が
出ているチョ・グク
前法相について
韓国の
検察は、
本人への
事情聴取を
始めたことを
明らかにしました。
捜査の
進展によっては、ムン
政権にさらなる
打撃となることも
予想されます。
韓国の
検察は、
家族ぐるみの
不正な
投資や
子どもの
有名大学への
不正入学などの
一連の
疑惑をめぐってチョ・グク
前法相への
事情聴取を14
日午前9時半すぎから
始めたと
明らかにしました。
韓国のメディアはチョ氏について、大統領府の首席補佐官を務めていた時に、妻が株を購入していたことを知っていた可能性があり、公務員の倫理に関する法律に違反した疑いなどがあると伝えています。
一連の疑惑をめぐって検察は、チョ氏の妻をすでに15の罪で起訴しているほか、子どもたちからも事情を聴いており、今回、チョ氏本人にまで捜査が及んだ形です。
チョ氏は、今月11日、みずからのフェイスブックに「近いうちに検察の聴取を受けるだろう。知らなかったり覚えていないことで、ひどい目にあうかもしれない。私の起訴も予定されているようにもみえるが、裁判を通じて真実が明らかになり、名誉を回復できるようあらゆる努力を尽くす」と書き込んでいます。
チョ氏は先月、すでに法相を辞任していますが、今後の捜査の進展によっては、チョ氏を法相に起用したムン・ジェイン大統領の任命責任を追及する声がさらに高まり、政権への打撃となることも予想されます。