政府は2025
年の「
大阪・
関西万博」の
開催期間について、
5月3日から11
月3日としていた
日程を、
2週間から
3週間前倒しする
方向で
調整することになりました。
開幕日を
大型連休の
期間と
ずらすことで、
来場者が
集中することによる
混乱を
避けるためだとしています。
これは18日、自民党で開かれた「大阪・関西万博推進本部」で、経済産業省の担当者が明らかにしました。
「大阪・関西万博」は、大阪の湾岸エリアにある「夢洲」を会場に、2025年の5月3日から11月3日までの日程で開催することになっていました。
しかし開幕日が大型連休と重なれば来場者が集中し、会場や交通の混乱が発生するおそれがあるという指摘が相次いだことから、政府は開幕の時期を2週間から3週間前倒しする方向で調整することになりました。
開催期間は、条約によって最長で6か月と定められているため閉幕の時期も前倒しされることになりますが、2800万人と予想している来場者数には大きな影響はないとしています。
政府は、開催の日程を調整したうえで、年内にBIE=博覧会国際事務局に具体的な開催計画を提出することにしています。