日韓の
軍事情報包括保護協定=GSOMIAの
失効が
迫る中、アメリカ
議会上院はGSOMIAの
重要性を
訴える決議を
可決し、
韓国に対してGSOMIAを
維持するよう
求めました。
アメリカ議会上院は、21
日、
日本時間の23
日午前0時に
失効が
迫るGSOMIAの
重要性を
訴える決議を
全会一致で
可決しました。
決議では、GSOMIAがアメリカと同盟国の国益を守るのに欠かせないとしたうえで、失効すれば、アメリカの安全保障に直接、悪影響を及ぼすなどとして、GSOMIAを維持する必要があるとしています。
決議には法的な拘束力はありませんが、議会上院としては日韓関係の悪化に懸念を示し、韓国にGSOMIAの維持を求めるとともに、日韓両国に問題の解決に向けた対話を促すのねらいです。
決議案を提出した与党・共和党のリッシュ外交委員長は、今回の可決を受けて声明を発表し「日米韓3か国は北朝鮮、中国、ロシアという脅威に対抗するため、結束しなければならない。韓国に対しては、GSOMIAを維持するよう求める」と訴えました。