日産自動車の
新しい社長に
1日就任した
内田誠氏は
2日夕方、
横浜市の
本社で
初めて記者会見しました。
この中で
内田社長はゴーン
元会長の
事件以降の
会社の
混乱を
厳粛に
受け止めるとしたうえで、「
私が
大事にしているのは
尊重、
透明性、
信頼の
3つのことばだ。
役員、
従業員全体がワン
チームとして
取り組む風土を
醸成し、
透明性の
高い業務運営を
行っていきたい」と
述べました。
「ルノーとは経営統合といった話はしていない」
また内田社長はルノーとの今後の関係について「着実な成果のためにはアライアンスの活用は欠かせない。ルノーとは20年前にイコールパートナーとしてお互いを尊重し、ウィン・ウィンの原則のもと、さらに双方のメリットを追求しながら協力関係を深めた結果、日産はここまで成長できた。今後もこの原則にしたがって、会社の独立性を保持しながら活動を進めていきたいと考えている」と述べました。
そのうえで「ルノーとは経営統合といった話は全くしていない。まずわれわれ各社が抱えている課題に手を打って、アライアンスが貢献できる領域を明確にしていきたい」と述べました。