先月17日、近江八幡市安土町で道路脇に設置されていた「飛び出し坊や」の看板がなくなっているのに地元の人が気付き、警察に通報しました。
警察が調べたところ、周辺の道路では「飛び出し坊や」が少なくとも合わせて9枚がなくなったということです。
このうちの5枚は近くにある湖の周辺で捨てられているのが見つかりましたが、4枚の所在は依然として分かっていないということです。
「飛び出し坊や」は通学路などに設置され、道路脇からドライバーに注意を呼びかける看板で、滋賀県で誕生し全国に広まったとされています。
9枚の看板は地元の中学生が「織田信長」などをモチーフに手作りし、地元の自治会に贈られたばかりだったということです。
看板はいずれも針金などを使って電柱などに固定されていたということで、警察は何者かに盗まれたとみて捜査しています。
寄贈を受けた自治会の田井中津義会長は「中学生が一生懸命作ってくれたのにとても残念です」と話していました。