Actualités japonaises: 「しまむら」 “巣ごもり需要”で最終利益前の年のほぼ2倍に

「しまむら」 “巣すごもり需要じゅよう”で最終さいしゅう利益りえき前まえの年としのほぼ2倍ばいに

Apr 5, 2021 18:04

Furigana

衣料いりょう品ひんチェーン大手おおての「しまむら」のことし2月つきまでの1年間ねんかんの決算けっさんは、いわゆる“巣すごもり需要じゅよう”で、部屋へや着ぎなど家庭かてい向むけの商品しょうひんが好調こうちょうだったことから、最終さいしゅう利益りえきが261億おく円えんと、前まえの年としのほぼ2倍ばいに増ふえました。

「しまむら」のことし2月つき20日にちまでの1年間ねんかんの決算けっさんは、売り上うりあげが前まえの年としより4％増ふえて5426億おく円えん、最終さいしゅう的てきな利益りえきは99％の増加ぞうか、ほぼ倍増ばいぞうの261億おく円えんと、増収ぞうしゅう増益ぞうえきとなりました。

これは、感染かんせん拡大かくだいで自宅じたくで過すごす人ひとが増ふえ、“巣すごもり需要じゅよう”が高たかまる中なか、部屋へや着ぎなどの品しなぞろえを増ふやしたことで販売はんばいが好調こうちょうだったことによります。

しまむらは、これまで競合きょうごうする衣料いりょう品ひんチェーンと価格かかく競争きょうそうが激はげしくなったことや、品しなぞろえを絞しぼったことで来客らいきゃくが減へり、3期き連続れんぞくで減収げんしゅう減益げんえきとなっていましたが業績ぎょうせきが回復かいふくした形かたちです。

感染かんせん拡大かくだいに伴ともない、デパートを中心ちゅうしんに洋服ようふくなどを納入のうにゅうしているアパレルメーカーは業績ぎょうせきが悪化あっかする一方いっぽう、郊外こうがいの店舗てんぽなどで比較的ひかくてき割安わりやすな衣料いりょう品ひんを提供ていきょうするチェーン店てんは販売はんばいを伸のばしていて、業績ぎょうせきで二に極きょく化かが進すすんでいます。