選択的夫婦別姓をめぐり、
立憲民主党の
野田代表は、
衆議院で
与党が
過半数を
割り込んだことも
踏まえ、
制度の
導入に
必要な
民法の
改正案を
野党で
連携して
国会に
提出し、
成立を
目指す考えを
示しました。
立憲民主党の野田代表は18日朝、埼玉県所沢市で街頭演説を行い「自民・公明両党の過半数割れを実現し、予算委員長や法務委員長などを獲得できた。これまでわれわれがつくった議員立法はほとんど議論のそ上に上らなかったが、与野党がきっ抗する状況となり、審議の舞台に上ることになる」と述べました。
そのうえで選択的夫婦別姓について、「法務委員長に党の西村智奈美氏が就任し、30年間止まっていた議論がこれから加速すると確信している。必要な民法の改正案を野党が連携して提出し、実現に向けて全力を尽くしていきたい」と述べました。
また、いわゆる「年収の壁」のうち、国民年金などの保険料負担に関わる「130万円の壁」について「所得税の課税に関わる『103万円の壁』も1つの壁だが、より働き控えに大きな影響を及ぼしているのは『130万円の壁』だ。対策となる法案を国会に提出したので、臨時国会で議論のそ上にのせたい」と述べました。