アメリカのホワイトハウスは
安全保障政策担当の
大統領副補佐官が
退任すると
発表しました。
副補佐官をめぐっては
トランプ大統領の
妻のメラニア
夫人が
解任を
求めていて、
アメリカの
メディアは
事実上の
更迭だと
伝えています。ホワイトハウスのサンダース
報道官は14
日声明を
出し、
安全保障政策を
担当するリカーデル
大統領副補佐官について「ホワイトハウスを
離れ、
政権内の
新しい役割で
トランプ大統領を
支え
続ける」として、
副補佐官を
退任すると
明らかにしました。
リカーデル氏をめぐっては、前日の13日にトランプ大統領の妻のメラニア夫人の報道官が「リカーデル氏はホワイトハウスで働く名誉には値しない」とする異例の声明を発表したばかりで、アメリカのメディアは事実上の更迭だと伝えています。
リカーデル氏は先月、メラニア夫人がアフリカを訪問するにあたって夫人のスタッフとの間で口論になるなどし、対立が深刻化したということです。
リカーデル氏の上司にあたるボルトン大統領補佐官は退任に反対していたとされ、ホワイトハウス内でのメラニア夫人の影響力の強さを示すものだという受け止めも出ています。