おととし、いじめを
苦に
自殺した
新潟工業高校の
男子生徒が
残した
遺書の
内容が
展示会で
紹介され、「
生き
地獄のような
毎日でした。
もう生きていける
気がしません」とつづられています。
男子生徒が
残した
遺書の
内容の
一部は、
自殺から21
日で
2年となるのに
合わせて、
人権問題のパネル
展で
紹介されています。
新潟工業高校の1年生だった男子生徒は、いじめを訴えた遺書を残し列車にはねられて死亡しました。
パネルは、父親の佐々木正さんらが作成に関わり「学校で言葉による虐めを受けました。生き地獄のような毎日でした。もう生きたくないです。自分にはもう耐えられません本当はもっと生きたかったけどもう生きていける気がしません」と、つづられています。
男子生徒の自殺をめぐっては、県教育委員会の第三者委員会が短期間に3回も相談を受けながら学校が必要な措置を取らなかったことが自殺の根本的な原因になったとする報告書をまとめています。
展示会の実行委員会の遠藤丞さんは「自分も高校の教員だが、いじめで子どもたちが命を失うのはあってはならないことだ。被害が現実に起きていることを知ってほしい」と話していました。
展示会は、今月27日まで新潟県の糸魚川市民会館で開かれています。