일본어 뉴스: 外国人労働者の労災死 10年間に125人安全教育ないケースも

外国がいこく人じん労働ろうどう者しゃの労災ろうさい死し 10年間ねんかんに125人にん安全あんぜん教育きょういくないケースも

Nov 23, 2018 11:11

Furigana

日本にっぽんで労災ろうさいによって死亡しぼうした外国がいこく人じん労働ろうどう者しゃが、去年きょねんまでの10年間ねんかんに125人にんに上のぼっていることが、厚生こうせい労働ろうどう省しょうへの取材しゅざいで明あきらかになりました。外国がいこく人材じんざいの受け入うけいれ拡大かくだいが議論ぎろんされる中なか、専門せんもん家かは「事例じれいを検証けんしょうして安全あんぜん対策たいさくに取り組とりくむべきだ」と指摘してきしています。言葉ことばの壁かべがある中なかで、危険きけんな仕事しごとに従事じゅうじすることも多おおい技能ぎのう実習じっしゅう生せいなどの外国がいこく人じん労働ろうどう者しゃについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうはこれまでに労災ろうさいで死亡しぼうした人ひとの数かずを初はじめて取とりまとめました。

それによりますと、記録きろくを確認かくにんできた平成へいせい20年ねんから去年きょねんまでの10年間ねんかんで、労災ろうさいで死亡しぼうした外国がいこく人じん労働ろうどう者しゃは合あわせて125人にんに上のぼりました。

工場こうじょうや建設けんせつ現場げんばなどで、日本にっぽん語ごに慣なれていない労働ろうどう者しゃに、作業さぎょう手順てじゅんの理解りかいが不十分ふじゅうぶんなまま仕事しごとをさせて死亡しぼう事故じこにつながるなど、必要ひつような安全あんぜん教育きょういくが行おこなわれていないケースが少すくなくないということです。

外国がいこく人じんの労働ろうどう問題もんだいに詳くわしい指宿いぶすき昭一しょういち弁護士べんごしは「遺族いぞくが制度せいどを知しらなかったり、言葉ことばの壁かべがあったりして申請しんせいせず、労災ろうさいと認定にんていされないケースも多おおいのではないか。外国がいこく人材じんざいの受け入うけいれ拡大かくだいを議論ぎろんするにあたっては、これまでの労災ろうさい事例じれいを検証けんしょうして安全あんぜん対策たいさくに取り組とりくむべきだ」と指摘してきしています。