Japanese News: 辺野古予定地への土砂投入に向け船への積み込み始める

辺野古へのこ予定よてい地ちへの土砂どしゃ投入とうにゅうに向むけ船ふねへの積み込つみこみ始はじめる

Dec 3, 2018 11:12

Furigana

沖縄おきなわのアメリカ軍ぐん普天間ふてんま基地きちの名護なご市し辺野古へのこへの移設いせつ工事こうじで、沖縄おきなわ防衛ぼうえい局きょくは埋め立うめたて予定よてい地ちへの土砂どしゃの投入とうにゅうに向むけ、３さん日にち朝あさ、市内しないの桟橋さんばしで土砂どしゃを船ふねに積み込つみこむ作業さぎょうを始はじめました。防衛ぼうえい局きょくは、来週らいしゅう14日にちにも土砂どしゃの投入とうにゅうを始はじめる方針ほうしんで、移設いせつに反対はんたいする人ひとたちからは反発はんぱつの声こえが上あがっています。アメリカ軍ぐん普天間ふてんま基地きちの名護なご市し辺野古へのこへの移設いせつ工事こうじで、沖縄おきなわ防衛ぼうえい局きょくは埋め立うめたてに使つかう土砂どしゃを海上かいじょうから運はこぶことにしています。

３さん日にち朝あさ、これに先立さきだって、土砂どしゃを船ふねに積み込つみこむ作業さぎょうを名護なご市し安和あわの民間みんかんの桟橋さんばしで始はじめました。現場げんばでは、防衛ぼうえい局きょくの委託いたくを受うけた業者ぎょうしゃが土砂どしゃをベルトコンベヤーに乗のせて次々つぎつぎと船ふねに積み込つみこんでいました。

移設いせつ工事こうじをめぐっては、防衛ぼうえい局きょくは当初とうしょ、沖縄おきなわ県けん本部もとぶ町まちの港みなとから土砂どしゃを運はこぶ予定よていでしたが、台風たいふうで港みなとの一部いちぶが壊こわれていることを理由りゆうに町まちが使用しよう許可きょかを出ださないことから予定よていを変更へんこうし、名護なご市しの桟橋さんばしから運び出はこびだして来週らいしゅう14日にちにも土砂どしゃの投入とうにゅうを始はじめる方針ほうしんです。

土砂どしゃの投入とうにゅうに向むけた準備じゅんびが進すすむ中なか桟橋さんばしの近ちかくには移設いせつに反対はんたいする人ひとたちおよそ50人にんが集あつまり、「違法いほう工事こうじはやめろ」などと声こえをあげて抗議こうぎし、警察けいさつの機動きどう隊たいと一時いちじ、もみ合もみあいになっていました。

反対はんたい派は「いますぐ工事こうじやめて」

土砂どしゃの投入とうにゅうに向むけた準備じゅんびが進すすむ中なか桟橋さんばしの近ちかくには移設いせつに反対はんたいする人ひとたちおよそ50人にんが集あつまり、反発はんぱつの声こえを上あげていました。

名護なご市しの女性じょせいは「これだけ多おおくの住民じゅうみんが反対はんたいしているのに、違法いほうな工事こうじを進すすめるのはひどい。いますぐ工事こうじをやめてほしい」と話はなしていました。

また、宜野湾ぎのわん市しの80代だいの女性じょせいは「沖縄おきなわにはもう基地きちをつくってほしくないので、話し合はなしあいで解決かいけつしてほしい」と話はなしていました。

富川とみかわ副ふく知事ちじ「厳きびしいが、現状げんじょうを把握はあくして検討けんとう」

沖縄おきなわ防衛ぼうえい局きょくが名護なご市し安和あわにある民間みんかんの桟橋さんばしを使つかって土砂どしゃの投入とうにゅうに向むけた準備じゅんびを始はじめたことを受うけて、沖縄おきなわ県けんの富川とみかわ副ふく知事ちじは３さん日にち午前ごぜん、県庁けんちょうで記者きしゃ団だんに対にたいし「厳きびしいが、現状げんじょうを把握はあくして検討けんとうするしかない」と述のべました。