フィギュア
スケートのグランプリファイナルで
初優勝を
果たした16
歳の
紀平梨花選手が
9日、
優勝から
一夜明けて
報道陣の
取材に
応じ「
1位という
結果が
本当にうれしい」と
改めて喜びを
語りました。
紀平選手は、カナダのバンクーバーで
行われたグランプリファイナルの
女子シングルで、ピョンチャンオリンピック
金メダルのロシアのアリーナ・ザギトワ
選手などを
破って
初めて優勝しました。
優勝から一夜明けた9日、紀平選手は報道陣の取材に応じ、この中で今大会について「疲れはあるが、1位という結果が本当にうれしい。ほかの選手のことは気にせず、自分の演技を完璧にしようと思っていた」と、大会で渡された金メダルを胸に笑顔で喜びを語りました。
また、ことし一年について、今月下旬に開かれる全日本選手権を念頭に「ことしは笑顔のシーズンにしたいと思っていた。どの試合も笑顔で終われることができたと思うし、一年を締めくくる全日本選手権では完璧な演技をして笑顔で終わらせたい」と話しました。
さらにいちばんの目標という4年後の北京オリンピックでの金メダル獲得に向けて、4回転ジャンプへの挑戦に意欲を示したうえで「ミスのない演技をしているわけではないので、あと3年以上ある中でどう仕上げていくか。まだ自分は10%くらいだと思う。大きなプレッシャーがかかる中での演技はまだ経験していないので、そこも課題だと思う」と話しました。
紀平選手は、日本時間の11日に帰国し、大阪で開かれる全日本選手権に向けて調整を進めることにしています。