Japanese News: 女児死亡逮捕の母親「娘が暴行受ければ自分はされずにすむ」

女児じょじ死亡しぼう逮捕たいほの母親ははおや「娘むすめが暴行ぼうこう受うければ自分じぶんはされずにすむ」

Feb 5, 2019 05:02

Furigana

千葉ちば県けん野田のだ市しで小学しょうがく４よん年生ねんせいの女の子おんなのこが死亡しぼうし、傷害しょうがいの疑うたがいで両親りょうしんが逮捕たいほされた事件じけんで、このうち、４よん日にち逮捕たいほされた母親ははおやは「娘むすめが夫おっとから暴行ぼうこうを受うければ、自分じぶんは暴行ぼうこうされないですむと思おもった」などと供述きょうじゅつしていることが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいでわかりました。千葉ちば県けん野田のだ市しの小学しょうがく４よん年生ねんせい、栗原くりはら心こころ愛あいさん（10）が自宅じたくで死亡しぼうしているのが見みつかった事件じけんでは、父親ちちおやの栗原くりはら勇一郎ゆういちろう容疑ようぎ者しゃ（41）が先月せんげつ、傷害しょうがいの疑うたがいで逮捕たいほされたのに続つづき、当時とうじ、自宅じたくにいた母親ははおやのなぎさ容疑ようぎ者しゃ（31）も暴行ぼうこうを止とめなかったとして、４よん日にち、傷害しょうがいの疑うたがいで逮捕たいほされました。

なぎさ容疑ようぎ者しゃをめぐっては、以前いぜん、沖縄おきなわ県けん糸満いとまん市しに住すんでいた際さい、勇いさむ一郎いちろう容疑ようぎ者しゃからＤＶ＝ドメスティックバイオレンスを受うけていると親族しんぞくを通をつうじて市しに相談そうだんが寄よせられていて、捜査そうさ関係かんけい者しゃによりますと、これまでの調しらべに対にたいしても、なぎさ容疑ようぎ者しゃは「娘むすめを守まもるべきだったが、娘むすめが夫おっとから暴行ぼうこうを受うければ、自分じぶんは暴行ぼうこうされないですむと思おもった」などと供述きょうじゅつしているということです。

警察けいさつは、ＤＶを受うけるのを免まぬかれるため、心こころ愛あいさんへの暴行ぼうこうを黙認もくにんしていたとみて調しらべています。

柴山しばやま文科ぶんか相しょう「不十分ふじゅうぶんな点てん、総そう点検てんけんを」

柴山しばやま文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし「このようなことが二度にどと起おきないように、野田のだ市しの教育きょういく委員いいん会かいとして事件じけんの検証けんしょうをしっかりと行おこない、児童じどう相談そうだん所しょや警察けいさつなどとの連携れんけいを含ふくめ、不十分ふじゅうぶんな点てんを総そう点検てんけんしてもらいたい。また、亡なくなった児童じどうが通かよっていた小学校しょうがっこうの子こどもたちの心こころのケアにも十分じゅうぶん配慮はいりょしてもらいたい」と述のべました。