文化庁は日本語の使い方などがどのように変わっているか毎年調べています。ことしは16歳以上の男性と女性2028人が質問に答えました。
「電子レンジで温める」という意味で「チンする」ということばを使うかどうか質問すると、90.4%の人が使うと答えました。「怠ける」という意味の「サボる」は86.4%、「喫茶店などに入る」という意味の「お茶する」は66.4%の人が使っていました。
「チンする」などは昔からあった日本語ではなくて、新しくできたことばですが、大勢の人が使っていることがわかりました。
しかし、「けなす」という意味の「ディスる」ということばを使う人は5.5%で、若い人だけがよく使うことがわかりました。
文化庁は「日本語は新しいことばを作りやすいため、言いやすくしたり、おもしろくしたりする新しいことばをよく使います。新しいことばは、どんな時にどんな人に言うかよく考えてから使ってください」と話しています。