「抱っこひも」は、赤ちゃんや小さい子どもを抱くときに使う物です。「抱っこひも」から赤ちゃんなどが落ちる事故がこの5年で116以上起きています。
東京都は、事故をなくすために「抱っこひも」の形や使い方に問題がないか調べることにしました。どのような使い方をしたときに事故が起きるのか、29日、実験をしました。
実験では、女性が赤ちゃんと同じ重さの人形を抱いて、事故が起きたときと同じように「抱っこひも」を使いました。「抱っこひも」を正しく使わないで上半身を前に倒すと、人形が頭から落ちてしまうことなどがわかりました。
東京都は「抱っこひも」の事故をなくすため、ことし12月ごろまでに、どうしたらいいか考えて決めることにしています。