インドネシアのジャカルタでは今、日本の食べ物「たこ焼き」の店が人気です。たこ焼きは小麦粉に水などを混ぜて、たこを入れて丸く焼きます。食べるときはソースを付けます。
インドネシアの店では、たこ以外に鶏肉や牛肉などを入れたものもあります。インドネシアの人たちが好きな辛いソースもあります。値段は4個で100円ぐらいで安いため、若い人に人気があります。
店を始めたアジス・ユヌスさんは、インターネットで「たこ焼きの作り方」のビデオを何度も見て研究しました。
たこ焼きのソースには普通、みりんが入っていますが、インドネシアに多いイスラム教の人たちはアルコールが入っているものを食べることができません。このため、イスラム教の規則通りに作った「ハラル」のソースの中で、日本のソースに似ている味のものを探しました。
5年前に始めたアジスさんの店は人気が出て、今では40に増えました。