日本の探査機「はやぶさ」は2010年、世界で初めて、小惑星(=太陽の周りを回る小さな星)に行って砂などを取って、地球に帰ってきました。
3日、この時とは別の小惑星を調べる「はやぶさ2」が鹿児島県にある種子島宇宙センターから打ち上げられました。
高さが1m25cmの箱のような形をした「はやぶさ2」は、「H2A」というロケットに乗って、午後1時22分に打ち上げられました。午後3時10分ごろ、「はやぶさ2」はロケットから離れて、予定どおりの軌道に入りました。
「はやぶさ2」は、3年半ぐらいかけて小惑星まで行きます。小惑星の石や砂を取って、2020年の12月ごろ地球に送る予定です。