会社では、2023
年のワールドカップに
向けた「
新生桜ジャージ」について、
生地の
素材の
一部に
ファンから
寄せられた
古着を
活用すると
発表しました。
開発の責任者を務める石塚正行さんは、
▽世界的に関心が高まるSDGsへの配慮と、
▽フランスで試合に臨む選手と日本で応援するファンをつなぐ役割の双方を実現できるとして、長年、温めてきた構想だと説明しました。
ゴールドウイン
石塚正行さん「環境問題に配慮した製品を作っていくことは、今の時代においてスポーツアパレルブランドの使命だと思っています。また、今大会はフランスで開催されるため、時差もあるほか、現地応援も簡単ではありません。そのような状況で、ファンから募った古着が代表のジャージの一部となることで、ファンと選手をつなぐ証になると考えたのです。選手も奮起し、応援する側も力が入る。まさに“ONE TEAM”となれる。そんなストーリーを描きました」
いったいどうやって作るの?
では、
古着がどうやって
桜ジャージに
生まれ変わるのか?
そこには、リサイクル事業などを手がける「JEPLAN」の技術力が欠かせないといいます。
古着は、
素材がポリエステル100%のものを
活用します。
集めた古着を特殊な液に浸し、熱と圧力を加えるとポリエステルが化学反応で分子レベルに分解され、新品と変わらない品質の樹脂をつくることができます。
この樹脂が
再生繊維の
原料として
糸となり、
桜ジャージの
生地の
一部に
仕立てられて
いくことになります。
ここで
気に
なるのが「
強度」。ラグビーは
漢字で「
闘球」と
表現されるように
激しくぶつかりあうのが
特徴の
スポーツです。
古着から再生した桜ジャージに十分な強度はあるのでしょうか?
石塚さん「耐久性を再生素材を使いながら担保することは、非常にハードルが高いです。ただ、多くの方に技術面で協力いただき、現状では前のウエアを超えられる形で進められていて期待できると思います」
最後に
気に
なる形や
デザイン。
現時点ではまだ開発中ということで極秘の部分が多いですが、前回・2019年大会の機能やインパクトを上回るべく、製品の開発に取り組んでいると意気込みを話してくれました。
石塚さん「2019年の大会後は、コロナの影響であらゆる活動が自粛され、ラグビーも自粛の日々が続きました。そんななかで、2023年のフランスワールドカップでは、日本代表と桜ジャージを1つのきっかけとして、またみんなが“ONE TEAM”となって楽しめて元気になる、そのようなジャージを作り上げたいと思います」
古着の回収場所は?
古着の
回収は、
▽7月1日から24日までで、ゴールドウインが展開するラグビーブランドの直営店など28か所に専用の回収ボックスが設置されるほか、
▽9日に東京・国立競技場で開催される日本代表とフランス代表の試合会場にも専用ブースを設けることにしています。
どんな特製ジャージができるのか期待したいところです。
インドネシアの火山で大規模噴火 国内で目立った潮位変化なし
日本時間の2日未明、インドネシアの火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は噴火による津波の有無や日本への影響を調べていますが、午前8時半現在、国内や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。
N2
Source: NHK
374
Aug 2, 2025 09:08
“核兵器 変わらないか増える”回答が半数近くに NHK世論調査
被爆80年のことし、NHKが行った世論調査で、「現在ある核兵器は今後どうなると思うか」を聞いたところ、「今と変わらないか、むしろ増える」と回答した人が半数近くにのぼりました。専門家は「核なき世界という目標へ具体的な行動をどう起こしていくのか、大きな分岐点に立っている」と指摘しています。
Source: NHK
Aug 2, 2025 17:08
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