徳島市の阿波おどりは、12日午後5時半に開幕式が行われ、藍場浜公園の演舞場に、代表的な踊り手グループの1つ「天水連」が踊り込みました。
ことしは、新型コロナの5類移行などを受けて、踊り手グループの中には、4年ぶりに参加したり、去年は踊れなかったメンバーが復帰したりするところもあります。
また、去年は、感染対策で桟敷席の座席数が75%程度に制限されましたが、ことしは制限が撤廃されて、料理が付いた1人20万円の特別な席も初めて設けられました。
一部の公演は売り切れ、去年を上回る人出が期待されています。
県内の18歳の大学生は「人通りが増えてきて、コロナ禍前に戻ったようです」と話しました。
イタリアから来た女性は「インターネットで見つけて初めて来ました。阿波おどりを楽しみたい」と話していました。
徳島市の阿波おどりは今月15日までの予定ですが、実行委員会は、13日に台風7号への対応を協議することにしています。