東京都は25
日、
国内で
初めてサル
痘の
感染が
確認された
都内在住の
男性について、
保健所を通じて行動歴などを
調査した
結果、1
人が
接触者として
特定されたと
公表しました。
接触者に
症状はなく、
今のところ
ほかに
接触者はいないということで、
都の
担当者は「
今後、
感染が
拡大して
いく可能性は
低いと
考えている」と
話しています。
欧米などを中心に感染の報告が相次ぐサル痘をめぐっては25日、ヨーロッパでの滞在歴がある都内在住の、30代の男性が国内で初めて感染していることが確認されました。
東京都は26日、保健所がこの男性の行動歴などを調査した結果、1人が接触者として特定されたと公表しました。
都によりますと、男性が今月中旬にヨーロッパから帰国したあとから25日までの間に1メートル以内での接触歴があったということです。
この接触者には発熱や発疹などの症状はないということですが、保健所が来月15日まで健康観察を行うことにしています。
今のところ男性の接触者はほかにはいないということで、都の担当者は「今後、感染が拡大していく可能性は低いと考えている」と話しています。