州シカゴで14日夜~17日早朝にかけ、妹が11歳の兄を撃つなど子どもが犠牲になる発砲事件や事故が相次ぎました。この4日間で銃撃された25人のうち、未成年は11人を占めます。警察によると、3人の死者はいずれも成人でした。
11歳の男の子は14日午後8時ごろ、自宅で7歳児が手にしていた銃が暴発して弾丸が当たりました。CNN系列局のWLSTVによると、2人は兄弟姉妹でした。
15日には少年が自宅で誤って発砲し、親類の8歳の男の子と12歳の女の子を負傷させました。
さらに、15歳の少年が銃を暴発させて14歳少女の頬にけがをさせる事故や、15歳の少女と14歳少女が連続して何者かに脚を撃たれる事件も発生しました。
午後5時ごろ公園の近くを散歩していた16歳の被害者は、通りがかりの車から銃撃されて左脚を負傷し、病院に運ばれました。
16日にはミッドウェー国際空港近くで車の中にいた17歳の少年が、隣に止まった車から発砲されて顔面を負傷しました。
さらに、16歳の少年が歩行中に通りがかりの車から発砲されて脚を負傷し、病院に運ばれました。
17日には、17歳の少女が友人と一緒に歩いていたところ、車で近づいてきた3人の男にドラッグを買わないかと持ち掛けられ、断ると発砲されました。