アメリカ大統領選挙に
向けた
野党・
民主党の
候補者選びは
ヤマ場のスーパーチューズデーで14の
州の
うち、
中道派のバイデン
前副大統領は
南部ノースカロライナ
州など合わせて
5州で
勝利を
確実にした
一方、
左派のサンダース
上院議員が
地元の
東部バーモント
州で
勝利を
確実にしました。11
月のアメリカ
大統領選挙に
向けた
民主党の
候補者選びは
3日、
全米14の
州で
予備選挙が
一斉に
行われるスーパーチューズデーを
迎え、
日本時間の
午前9時から
順次開票が
行われています。
ABCテレビは出口調査の結果などから、中道派のバイデン前副大統領が新たに南部テネシー州と南部オクラホマ州で勝利を確実にしたと伝えました。
これでバイデン氏は5州で勝利を確実にしました。
一方、左派のサンダース上院議員は地元の東部バーモント州で勝利を確実にしました。
民主党の候補者選びは人口に応じて全米に割りふられた代議員の過半数にあたる1991人を誰が獲得するかで争われます。
民主党の指名争いは、サンダース氏が序盤戦で最有力候補に躍り出ましたが、バイデン氏は直前に撤退したブティジェッジ前サウスベンド市長やクロブシャー上院議員の支持表明を受けて、巻き返しを図っています。
このため今回のスーパーチューズデーでサンダース氏、バイデン氏、どちらの候補が優位に立つのかが焦点になっています。
スーパーチューズデーはこのあと全米で最も人口の多いカリフォルニア州などで順次開票が行われ、日本時間の午後、大勢が判明する見通しです。