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日の
東京株式市場は、
取り引き開始直後から
売り
注文が
膨らみ、
日経平均株価は
2万円を
下回り、
下げ
幅は1000
円を
超えました。9
日の
東京株式市場は、
全面安の
展開となり、
日経平均株価は、
取り引き開始直後に
去年1月以来、
およそ1年2か月ぶりに
2万円を
下回りました。
その後も売り注文が広がり、日経平均株価の下げ幅は1000円を超えました。
株価が大きく値下がりしているのは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済に深刻な影響が及ぶのではないかという懸念が強まっているためです。
加えて外国為替市場では、ドルを売る動きが強まって3年4か月ぶりに1ドル=103円台まで円高ドル安が進み、輸出関連企業の業績が落ち込むのではないかという警戒感が売り注文に拍車をかけています。
市場関係者は「各国の中央銀行も利下げなどの対応を打ち出しているが、新型コロナウイルスの感染拡大がどこまで広がるのか先が見えない状況で、株安の連鎖が断ち切れない状態が続いている」と話しています。