東京 千代田区の
区長が
所有する
区内の
およそ1億円のマンションの
部屋が、
一般には
販売されない「
事業協力者住戸」と
呼ばれる
部屋だったことが
明らかになったことについて、
区長は9
日会見を
開き、「
部屋はマンションの
販売業者側から
提示されたもので
詳しい経緯は
知らない」
などと
話しました。
東京 千代田区の
石川雅己区長(79)は、
東京 千代田区三番町にある
地上18
階建ての
高級マンションの
およそ1億円の
部屋を
妻と
次男と
共同で
所有していますが、
この部屋は
一般向けには
販売されず、
土地の
所有者や
得意客に
提供される「
事業協力者住戸」と
呼ばれる
部屋であることが
NHKの
取材で
分かりました。
区長は9日午後、区役所で会見を開き「現在住んでいる次男が一般の申し込みを行ったあと、最終的にマンションの販売業者側から提示されたもので、どういう部屋かは知らなかった」と述べました。
また、このマンションが区の許可を受けて高さ制限が緩和されたことについては「担当部門で申請を受けていて、自分が決裁した訳ではない」などと話しました。
一方、マンションの具体的な購入価格や所有するまでの詳しい経緯については明らかにしませんでした。
マンションを販売した会社の親会社、三井不動産は「プライバシーに関わることは回答できない」とコメントしています。