さいたま
市で、53
歳の
女性が
刃物で
刺されて
死亡した
事件で、
逮捕された
大学の
准教授の
夫が
調べに対し「
包丁をリュックサックに
入れて
現場近くで
待ち伏せしていた」と
供述していることが
捜査関係者への
取材でわかりました。16
日、さいたま
市浦和区の
路上で、
近くに
住むさいたま
少年鑑別所の
職員、
浅野法代さん(53)が、
刃物で
胸などを
刺されて
死亡しました。
警察は夫で、文教大学の准教授の浅野正容疑者(51)を殺人未遂の疑いで逮捕し、18日、容疑を殺人に切り替えて検察庁に送りました。
法代さんは職場から官舎に帰宅したあと、自転車で外出したところを襲われたとみられていますが、その後の調べで、浅野准教授が「包丁をリュックサックに入れて現場近くのバス停で待ち伏せしていた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
また、遺体を調べた結果、死因は左胸を刺されたことによる失血死だったということです。
2人は1年ほど前から別居中で、動機については「言いたくありません」と供述しているということで、警察は計画的に襲ったとみて、2人の間のトラブルなど、詳しいいきさつをさらに調べています。