Japanese News: マスク1500万枚医療機関に順次配布一般向けは品薄続く見通し

マスク1500万まん枚まい医療いりょう機関きかんに順次じゅんじ配布はいふ一般いっぱん向むけは品薄しなうす続つづく見通みとおし

Mar 23, 2020 17:03

Furigana

マスクの不足ふそくが続つづく中なか、政府せいふは一括いっかつして購入こうにゅうした1500万まん枚まいのマスクを、より優先ゆうせん度どが高たかい医療いりょう機関きかんへ順次じゅんじ、配布はいふしています。

このうち、東京とうきょう世田谷せたがや区くにある国立こくりつ成育せいいく医療いりょう研究けんきゅうセンターには23日にち、１いち万まん枚まいのマスクが届とどけられました。

この施設しせつは、リスクの高たかい妊婦にんぷや新生児しんせいじ疾患しっかんの赤あかちゃんを多おおく抱かかえていますが、このところマスクを安定あんていして入荷にゅうかすることが難むずかしくなっているため、１いち日にち当あたりに使つかう枚数まいすうを1200枚まいから900枚まいほどに絞り込しぼりこみ、節約せつやくしているということです。

施設しせつの企画きかく戦略せんりゃく局きょくの桐生きりゅう康生やすお局長きょくちょうは「子こどもや妊産婦にんさんぷの重症じゅうしょうの患者かんじゃを診察しんさつすることが多おおく、マスクをいただけたことは大変たいへんありがたい」と話はなしていました。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうなどによりますと、1500万まん枚まいのマスクは今月こんげつ中ちゅうをめどに都道とどう府県ふけんを通をとおして医療いりょう機関きかんに配布はいふするほか、これとは別べつに介護かいご施設しせつや保育ほいく所しょなどには洗あらって繰り返くりかえし使つかえる布製ぬのせいのマスク2150万まん枚まいを確保かくほし、順次じゅんじ配布はいふしています。