日本新聞: 子ども食堂休止銀座の料理人が駆けつけ弁当作り埼玉深谷

子こども食堂しょくどう休止きゅうし銀座ぎんざの料理りょうり人じんが駆かけつけ弁当べんとう作づくり埼玉さいたま深谷ふかや

Mar 25, 2020 11:03

Furigana

埼玉さいたま県けん深谷ふかや市しで、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで子こども食堂しょくどうを休止きゅうしし、弁当べんとうを提供ていきょうすることになったＮＰＯえぬぴ-お-を応援おうえんしようと、東京とうきょう銀座ぎんざの和食わしょくの料理りょうり人じんが弁当べんとう作づくりに参加さんかしました。

深谷ふかや市内しないのＮＰＯえぬぴ-お-が、月つきに２に回かい開ひらいてきた「ふかや子こども食堂しょくどうまめっこ」は学校がっこうの休校きゅうこうに伴ともない休止きゅうししていますが、家庭かていの負担ふたんを少すこしでも減へらそうと、中学生ちゅうがくせい以下いかの子こどもたちに100円えんで弁当べんとうを提供ていきょうすることになりました。

この弁当べんとう作づくりを応援おうえんしようと24日にち、深谷ふかや市内しないに自家じか農園のうえんを持もつ東京とうきょう銀座ぎんざの日本にっぽん料理りょうり店てんから４よん人にんが駆かけつけました。

料理りょうり人じんたちは子こどもたちに喜よろこんでもらおうと、深谷ふかや市しのイメージキャラクター「ふっかちゃん」をモチーフにし、およそ７なな時間じかんかけて野菜やさいをたっぷり使つかい、14種類しゅるいのおかずが入はいった弁当べんとうを作つくりました。

「ふっかちゃん」の顔かおは、おにぎりをベースに、頭あたまの緑みどりの部分ぶぶんは「あおさ」、目めは黒豆くろまめを使つかって細こまかく表現ひょうげんしています。

早速さっそく、事前じぜんに予約よやくした親子おやこ連づれが次々つぎつぎに訪おとずれ、用意よういした200個この弁当べんとうを受け取うけとっていました。

市内しないに住すむ女子じょし児童じどうは「学校がっこうが休校きゅうこうになって残念ざんねんでしたが、おいしいお弁当べんとうを食たべて元気げんきを出だしたい」と話はなしていました。

また、児童じどうの母親ははおやは「休校きゅうこうになり毎日まいにち３さん食しょく準備じゅんびして、食費しょくひがかさむので、ありがたいです」と話はなしていました。

日本にっぽん料理りょうり店てん「結ゆい絆きずな」の店主てんしゅ小林こばやし和紀かずのりさんは「新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで私わたしたちの店みせも客足きゃくあしが鈍にぶく厳きびしいですが、子こどもたちに明あかるい話題わだいを提供ていきょうできたらと思おもって参加さんかしました」と話はなしていました。