東京都は、
1日に
確認された
数としては
これまでで
最も多い78
人が31
日、
新たに
新型コロナウイルスに
感染していることを
確認したと
発表しました。
都によりますと、
このうちの
1人と、
これまでに
感染が
確認されている
6人の
合わせて
7人が
死亡したということです。
東京都は、31
日、
新たに
6歳以下の
幼児から90
代の
男女合わせて78
人が
新型コロナウイルスに
感染していることを
確認したと
発表しました。29
日の68
人を
上回り、
1日に
確認された
数としては
これまでで
最も多くなります。
78人のうち、およそ6割にあたる49人は、今のところ感染経路がわからないということで、10人は院内感染が疑われている台東区の永寿総合病院の関係者だということです。
これで都内で感染が確認されたのは全国で最も多い521人になります。
また、都は、31日に感染が確認された1人と、これまでに感染が確認されている50代から70代の男女6人の合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。
このうち、5人は永寿総合病院の入院患者だということです。この5人を含めて、永寿総合病院ではこれまでに患者7人が死亡したほか、感染が確認されたのは106人にのぼっています。
都は、「院内で感染が拡大した可能性が高いが、全容がみえていない。国にも依頼し、感染のルートや広がった原因を調査したい」としています。
小池都知事「非常に懸念している」
東京都内で、1日で確認された数としては最も多い78人の感染が31日新たに確認されたことについて、小池知事は記者団に対して、「これまでで最大となり、非常に懸念している」と述べました。
また小池知事は、30日判明しなかった分の集計が加わったことも感染の確認が増えた原因の1つだとする認識を示しつつ、「いずれにしても傾向として増えていることに変わりない。あしたどういう数字が出るか大変心配している」と述べました。
一方、感染者の爆発的増加、いわゆるオーバーシュートが近づいていると考えているかを記者団に問われると、「調査がまだ十分に行えていない。感染の流れを確認することでルートを断ち切っていく作業を重ねたい」と述べ、調査態勢の強化に努める考えを示しました。