新潟県の
米山知事が
17日、みずからの
女性問題について
記者会見を
開いたものの、
事実関係に関する
詳しい説明を
避け、
進退についても
明らかにしなかったこと
に対し、
県議会の
与野党からは
辞職を
求める意見や
説明責任を
問う声が
上がっています。
米山知事はみずからの
女性問題に関して
週刊誌の
取材を
受け、
近く記事が
掲載される
見通しになったとして、
17日、
記者会見を
開き、
この中で
女性問題が
存在することは
認めたものの、
事実関係に関する
詳しい説明を
避けました。
また、進退についても「まだ結論は出ておらず、整理する時間を与えてほしい」と述べ、態度を明らかにしませんでした。
これについて、県議会与党の民進党、社民党、共産党からは「道義的、倫理的によくない行動を取っていたならば辞職すべきだ」とか、「会見では具体的な内容が見えず残念だ」といった声が上がっています。
一方、県議会野党の自民党と公明党からも「なぜ説明責任を果たさないのか疑問で、公職に就いているものとしてあるまじき行動だ」とか、「何のための記者会見だったのか全くわからない」といった批判が出ています。
米山知事は改めて記者会見を開き、みずからの進退などについて明らかにすることにしていますが、与野党を問わず辞職を求める意見や説明責任を問う声が上がる中で、知事の対応が注目されます。