일본어 뉴스: 硫黄山最近は火山活動の高まり示す兆候も

硫黄いおう山さん最近さいきんは火山かざん活動かつどうの高たかまり示しめす兆候ちょうこうも

Apr 19, 2018 15:04

Furigana

えびの高原えびのこうげんの硫黄いおう山さんは、鹿児島かごしま県けんと宮崎みやざき県けんにまたがり２に０ぜろを超こえる火山かざんからなる「霧島きりしま連山れんざん」にある活火山かっかざんの１ひとつです。ここ数すう年ねん、火山かざん活動かつどうの高たかまりを示しめす兆候ちょうこうが続つづいてきました。えびの高原えびのこうげんの硫黄いおう山さんは、鹿児島かごしま県けんと宮崎みやざき県けんにまたがり、２に０ぜろを超こえる火山かざんからなる「霧島きりしま連山れんざん」にある活火山かっかざんの１ひとつです。

標高ひょうこうは１いち３さん１いち７ななメートルで、火口かこうの西側にしがわのおよそ１いちキロから２にキロ付近ふきんにはえびの高原えびのこうげんの観光かんこう施設しせつが点在てんざいしています。

気象庁きしょうちょうによりますと、１いち６ろく世紀せいきから１いち７なな世紀せいきごろに溶岩ようがんが流出りゅうしゅつする噴火ふんかが起おき、火口かこうからおよそ２にキロ付近ふきんまで２に０ぜろセンチ以上いじょうの噴石せきが飛とんだと見みられるほか、江戸えど時代じだいの１いち７なな６ろく８はち年ねんに水蒸気すいじょうき噴火ふんかが起おきた記録きろくがあります。

硫黄いおう山さん周辺しゅうへんでは、３さん年ねん前まえの平成へいせい２に７なな年ねん、１いち３さん年ねんぶりに噴気ふんきが出でているのが確認かくにんされるなど、火山かざん活動かつどうの高たかまりを示しめす兆候ちょうこうが続つづいてきました。

去年きょねん４月しがつ以降いこう、噴気ふんきの量りょうが増加ぞうかしたほか、５月ごがつに、東京とうきょう大学だいがく地震じしん研究所けんきゅうじょが行おこなった現地げんち調査ちょうさで噴気ふんきが出でている場所ばしょの内部ないぶでわずかに土砂どしゃが吹き出ふきだした痕跡こんせきが確認かくにんされ、気象庁きしょうちょうは、噴火ふんか警戒けいかいレベルを２にに引き上ひきあげました。

その後そのご、去年きょねん１０月じゅうがつには噴火ふんか警戒けいかいレベルを１いちに引き下ひきさげましたが、ことし（平成へいせい３さん０ぜろ年ねん）２月にがつ１いち９きゅう日にちから２に０ぜろ日にちにかけて、硫黄いおう山さん周辺しゅうへんで火山かざん性せい地震じしんが増加ぞうかしました。

さらに、この時期じきに地下ちかの熱ねつ水すいや火山かざんガスなどの動うごきを示しめすとされる「低てい周波しゅうは地震じしん」が山やまの浅あさいところを震源しんげんに発生はっせいしたほか、活発かっぱつな噴気ふんき活動かつどうや地熱ちねつが異常いじょうに高たかい領域りょういきが見みられ、山やまの西にしのふもとで出でるわき水わきみずには、去年きょねん１１月じゅういちがつ以降いこう、高温こうおんの火山かざんガスに由来ゆらいする成分せいぶんも顕著けんちょに増加ぞうかしていました。