アメリカンフットボールの
日本大学と
関西学院大学の
定期戦で、
日大の
選手による
重大な
反則行為があった
問題で、
試合を
主催した
関東学生連盟は、
反則行為についての
調査が
終わって
最終的な
処分が
出るまでには
もう少し
時間が
必要だとしています。
今月6日、
都内で
行われた
日大と
関西学院大の
定期戦で、
日大の
選手が
パスを
投げ
終えて
無防備な
状態だった
関西学院大の
選手に
後ろからタックルし、
関西学院大の
選手は
右ひざ
などのケガで
全治3週間と
診断されました。
関東学生連盟は日大の選手の反則行為について「フェアプレー精神やスポーツマンシップ精神を著しく損なうもの」として、ファウルをした日大の選手を対外試合の出場禁止、日大の指導者を厳重注意とするとともに、規律委員会を設置して反則行為に関する調査をしています。
その調査状況について、16日、関東学生連盟は「関係者からヒヤリングを行うなどの調査を進めています。規律委員会の調査が終了し、それを受けて理事会が処分の最終決定をするまで、もう少し時間を要します」というコメントを、柿澤優二理事長名でホームページに掲載しました。
この問題では、関西学院大が日大に抗議文書を送り、日大は事実関係や謝罪を盛り込んだ回答書をまとめて15日、関西学院大に届けました。
関西学院大は17日、記者会見を開き、回答書を踏まえた今後の対応について説明することにしています。