高収入の
一部専門職を
労働時間の
規制から
外す「
高度プロフェッショナル
制度」について、
過労死や
過労自殺で
家族を
亡くした
人たちが
総理大臣官邸の
前で
座り込みを
行い、
働き
方改革関連法案から
削除するよう
訴えました。
座り込みには
過労死や
過労自殺で
家族を
亡くした
人たちでつくる「
全国過労死を
考える家族の
会」の
およそ15人が
参加しました。
働き方改革関連法案をめぐっては、与党側は23日の衆議院厚生労働委員会で採決を行いたいとしています。
参加した人たちは「高度プロフェッショナル制度により労働時間の規制が外されると、長時間労働が野放しになり過労死につながりかねない」とか「労働者の声を反映させず審議が進められている」などと声を上げ、法案から削除するよう訴えました。
全国過労死を考える家族の会の寺西笑子代表は「労働者が望んでいない制度を作るのは本来あるべき『働き方改革』ではなく、十分な審議もせずに強行採決することはあってはならない」と話していました。